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基礎知識

産廃の分別とマニフェスト:正しい進め方

解体工事の品質は、分別とマニフェスト運用に現れます。再資源化率を高め、適正処理と記録を確実に行うための基本をまとめました。

産廃の分別とマニフェスト(イメージ)

※ 本記事は一般的な解説です。詳細運用は地域・処分先・契約により異なります。

1. 分別の基本と代表的な品目

品目ポイント
木くず柱・梁・合板・建具金物・ビスの除去で再資源化率UP
コンクリートがら基礎・土間・ブロック混入物(木・土)の混入を抑える
アスファルトがら舗装・アプローチコンクリと混ぜずに分別
金属くず鉄筋・サッシ・配管一時保管場所を明確に
ガラス・陶磁器窓ガラス・瓦・タイル破砕時の安全養生
混合廃棄物分別困難な混合物混合比率を下げる運用を徹底
石綿含有物(該当時)スレート・吹付材 等事前調査・分析・措置・別系統運用

現場レイアウトで分別ゾーンと一時保管場所を明確化し、飛散防止・安全動線を確保します。

2. マニフェスト(産業廃棄物管理票)の流れ

01
契約情報の整備
排出事業者・収集運搬・処分の各契約、許可番号・有効期限の確認。
02
交付・搬出
搬出毎にマニフェストを交付。数量・品目・運搬業者を記載し、写しを保管。
03
受入・最終処分
受入先で処分。最終処分完了の確認票(返送)を受領し、照合。
04
保管・照合
法定期間の保管(写し・最終処分票)。紛失・不一致は速やかに関係先へ確認。

電子マニフェストの活用で、記録・照合・期限管理が効率化できます。

3. 不適正処理を防ぐチェックポイント

  • 契約・許可の有効期限、受入れ可能品目の確認
  • 混合廃棄の比率・分別の運用と写真記録
  • 受入先の帳票・計量伝票の照合
  • マニフェストの返送期限・最終処分完了の確認

安価な見積りは処分工程が不透明な場合があります。内訳と受入先を確認しましょう。

4. 写真台帳の作り方(簡易)

場面記録内容備考
着工前外観・接道・周辺状況近隣との距離・導線も記録
分別各品目の一時保管状況混入がないことを可視化
搬出積込・車番・時間・数量マニフェスト番号と紐づけ
受入計量・受入票処分先名・許可番号
完了整地・周辺清掃掲示撤去・最終確認

5. よくある質問

マニフェストは誰が保管しますか?

排出事業者側で写し・最終処分票を法定期間保管します。電子化で検索性が向上します。

混合廃棄物は悪いことですか?

現場条件により発生しますが、分別可能なものは可能な限り分ける方が適正・低コストにつながります。

アスベストがある場合は?

石綿含有の可能性がある場合は別系統での調査・届出・処理が必要です。専業者と連携して実施します。

分別とマニフェストの運用、まずはご相談ください

現場条件に合わせ、適正で効率的な運用をご提案します。

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